2016.10.20遺言書に記載のない子に財産は…?

遺言書に記載のない先妻の子は財産をうけとれるのでしょうか。

先妻の子には一定の相続分を受け取れる権利(遺留分)があります。
被相続人の遺言書に記載された分割内容にかかわらず、請求すれば遺留分を受け取れます。

遺言書は相続にまつわるトラブルを事前に防ぐのに有効です。
被相続人の意志が尊重され、遺言書の内容どおりに財産が分割されることもあります。
しかし、相続人には最低限の相続分を受け取れる権利(遺留分)があり、被相続人が
「全ての財産を特定の人に渡したい」という意思を遺言書に記しても、その通りにならないことがあります。

遺留分がある相続人は、配偶者、子(またはその代襲相続人)、直系尊属(父母、祖父母)です。

兄弟姉妹には遺留分はありません。遺留分として請求できるのは、法定相続割合の1/2です。

遺留分の請求は、自分の遺留分を侵害している相手に対し、
内容証明郵便で「遺留分滅殺請求通知書」を送付して行います。
請求期間は侵害されていることを知った日から1年です。
遺留分侵害を認識していないときでも、相続開始の日から10年を過ぎると時効で権利が消滅します。

 

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